リアル・アメリカン・ヒーロー!

日曜にG.I.ジョーの吹替え版を見てきました。
アメリカンヒーロー”というには国際的な組織になってましたね。

G.I.ジョーは最近(?)までCG映画や、いまは亡きGONZO製のアニメをやっていたわけですが、日本に入ってきたのは80年代のアニメ以来ということになるのかな。

ハスブロのロゴがちゃんとあって驚いた。当然といえば当然だけど。
ある意味トランスフォーマーのもう一つの続編と言えるかもですね。
リベンジではビークルが戦っている絵が少なめだったので、相互補完してるような。
G.I.ジョーVSトランスフォーマー』とかそのうちやらないかなー。

開始早々の護衛部隊が応戦しつつ次々やられていく様を見て、G.I.ジョーを実写でやる意義はあったと思えました。
玩具的なビークルと特殊装備を駆使する軍隊によるドンパチを、よくもここまで実写化してくれたものです。
忍者もサイバーパンクっぽい怪しい回想を交えて活躍してたし、実に期待通り。
インコはいなかったけど、まぁいいや。

映像的には、スチールクラッシャーとアクセラレータースーツのチェイスが見所でした。ここを強調していた予告は正しい。
車で逃げる相手をランニング・ハイみたいに走って追うわけですが、スチールクラッシャーが次々とはじき飛ばしてくる乗用車に、体当たりで突っ込んでいく映像は新しすぎる。あんなに力技なカーチェイス(?)は史上初でしょう。

ビークルではナイトレイヴンの活躍が印象的。
あんなにファイアフォックスな戦闘機だとは思わなかった。
ていうか、別方向に発射された2発のミサイルそれぞれに追いつき射ち落とす、って無茶すぎるわ。
玩具はグリップとポンプアクションという、なりきり玩具の要素が加えられてるようで気になってます。

終盤の海底基地戦は、あの規模の海中戦は珍しいかな、と。
妙に宇宙ぽかったですが。
海中戦闘機(?)の玩具はまだ発売されてないようで。

ストーリー的には、G.I.ジョーに敵対する組織であるコブラが活動を始めるまでを描いています。
英題は"Rise of Cobra"だしね。
次回は"Revenge of Cobra"かな?


エンディングでマーキングのアップが次々映されるのですが、そこにシグマ6のエンブレムがありました。細かいファンサービスですね。